高齢者インフルエンザ
高齢者インフルエンザ
インフルエンザは、ウイルス性の感染症で、インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみなどをすることにより、ウイルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。
インフルエンザの流行は、通常、初冬から初春にみられ、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状がみられます。通常の風邪に比べて全身症状が強く、気管支炎や肺炎などを合併し、重症化することが多いのがインフルエンザの特徴です。特に高齢者がかかった場合、重症化する確率が高くなります。
予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約3から5か月とされています。より効率的に有効性を高めるためには、インフルエンザが流行する前の毎年11月から12月上旬までに接種を受けておくことが必要です。